自分で出来る脱毛法として一番メジャーで簡単なのはカミソリと毛抜きですよね。
女の子は早ければ中学生からあちこちの無駄毛の処理を自分で始めるかと思います。
しかし、この二つを間違った使い方してしまうと毛穴が開いてしまったり凸凹の肌になってしまったり、埋没毛や色素沈着の原因になってしてしまう恐れがあるのをご存じでしょうか?
中学生の頃から頻繁に自己処理をしていたとすれば、あなたの肌は非常に傷ついていると言えるでしょう。そんなお手入れ方法を長年続けていればどんどん皮膚が荒れていってしまうのです。
・毛が濃くなる
長期間カミソリで肌を傷つけていると肌の防衛反応が働き、今までの毛が太くなります。よって、今まで産毛だった部分の毛も細い毛から濃い毛に変わってしまいます。そのため、毛が太くなり黒いポツポツが目立つようになってしまうのです。
・色素沈着
脱毛の際カミソリや毛抜きで処理をして、肌にダメージを与え続けていると老廃物がどんどん蓄積されていきます。その結果肌が色素沈着を起こしてしまいどんどん肌が黒くなっていってしまう
・毛穴の広がり
根元から脱毛出来るからといって毛抜きで無理やりに毛を引っ張って抜くと、毛穴へのダメージは大変強く炎症を起こして赤いポツポツが出来てしまったりします。この状態を繰り返すと毛穴がどんどん開き、その開いた毛穴からカミソリに着いた見えない雑菌が入りこみ毛穴が目立ってしまうのです。
・埋没毛
毛抜き等で処理すると、毛が根元から抜けずに途中で切れてしまうことがあります。その時に炎症を起こした毛穴が毛穴を塞ぐかさぶたをつくり、途中で切れた毛が肌の中に埋まってしまい埋没毛となってしますのです。
・ぶつぶつ肌
セルフで脱毛を繰り返し行うことにより毛穴や皮膚が一緒に引っ張られてしまい、ポツッと盛り上がり突起してぶつぶつのチキン肌になってしまうのです。
どんなに丁寧な自己処理をした後でも肌へのダメージは大きいのでアフターケアはとても重要です。正しい脱毛法での処理も大事ですが、処理後のアフターケアは肌トラブルを避ける為に大切なのです。
そもそも、脱毛した部分はダメージを受けているので鎮静させることが必要になります。清潔なタオルなどを使い10分程度冷やしましょう。肌を落ち着かせた後でしっかりと保湿を行います。脱毛後の肌は乾燥しやすくなっているので十分な保湿をすることで、肌のバリア機能が高まりダメージを負った肌が元の状態に戻りやすくなります。
また、保湿ケアだけでなく角質ケアも行うようにしましょう。自己処理によって肌のターンオーバーが乱れ、剥がれ落ちるはずの角質がとどまったままになってしまいます。そのため、角質ケアとして1週間程度に1度はスクラブなどで、定期的に角質ケアを行うことをおススメします。
どんなに正しい処理をしても、ケアをしっかりしていても自己処理の回数が多いと肌が休まることがありません。最低でも次の脱毛までの期間を10日間は空けるようにしましょう。