脱毛をするにあたって
脱毛するにあたり、日焼けは全く関係ないと思っている人も多いと思いますが、実は、脱毛をする為には日焼けを十分に注意しなければならないのです。
〈日焼けをしている方は当日お断りする場合がある場合があります〉と説明が必ずあるくらい、日焼けをしているときの脱毛はお肌に負担がかかるものなのです。
脱毛と日焼けの関係
脱毛の機械は黒いメラニンに反応して脱毛の処理をします。
しかし、日焼けをしたばかりの焼けた肌は敏感になっており、肌全体に照射をあてていくため黒く焼けた肌は反応をして、痛みを感じやすくなってしまいます。
その為、日焼けは厳禁なのです。
もちろん脱毛のお手入れをする前、日焼けをしたかどうかについて脱毛サロンなどでは確認されます。
実際に脱毛サロンで働いていた方の話だと、夏場真っ赤に日焼けをした方や、皮膚が剥けてしまっている方、
肌が熱をもっている方などは当日のお手入れを受けることができず、後日にまたご来店をしていただいたことが夏場は多かったといっていました。
当日サロンでの確認項目は、日焼けをした自覚があるかと紫外線の対策をしてきたかということについて
です。
基本的に自己感覚で1カ月以内に日焼けをしたという認識がある場合は、難しいかもしれません。
日焼けした前後は脱毛できない?!
紫外線対策(日焼け止めなど)も重要なので、脱毛を検討している人は今からでも紫外線対策を行わないと
自分が脱毛をしたいと思ったときに出来ないこともあります。
紫外線対策とは、肌にメラニンを溜めない為にするケアになります。
紫外線対策を行わないで、メラニンが多く溜まっている状態になると、レーザーや光がこのメラニン
に反応してしまい、本来脱毛したい部分と異なってレーザーのパワーが分散されてしまう
ことがあるのです。
それに加え、この他にも脱毛をするにあたって日焼けをできない理由は
日焼けをしたばかりの肌というのは、敏感になっていることが多いからです。
海に行って日焼けをした後は、水やお湯でもヒリヒリすることがあるかと思いますが、
なんの刺激もない水ですら痛かったら施術はできませんよね。
日焼けをしたばかりの肌は熱を持っていると共に、乾燥がしやすい状態になっています。
乾燥をしていると、通常よりも痛みを感じることが多いので注意が必要です。
たっぷりボディークリームなどで保湿しましょう。
もちろん、脱毛をする前に日焼けに注意することも大切ですが、
レーザー脱毛後の日焼けにも注意して下さい。
これは、レーザーの性質上、皮膚の内側でメラニンが作られて、
脱毛したはずなのに色素が残ってしまうこともあるのです。
脱毛と日焼けは関係していないように思えて、とても重要な関係になっているのです。
その為、もし日焼けもしたいし脱毛もしたいと考えているのであれば、
夏が終わり肌の落ち着いている状況の秋から次の夏前までに完了させるのがよいかもしれません。
また施術の途中に日焼けをした場合は、
きちんと保湿をして熱をさました状況で施術に行くようにしてください。