日本ではムダ毛のないツルツルな肌が美肌とされ、露出の増える時期になると特にワキ毛に気を遣う人が増えてきます。腕や脚はもちろん、指や顔のムダ毛にも気が抜けませんね。
最近では、男性でもすね毛が濃すぎる人は脱毛を意識する人が増えているのだとか。
一方で海外では、国によって脱毛の意識が違います。例えば、アメリカでは「VIO脱毛」が非常に重要視されています。これは両方の太ももの付け根ライン、陰部まわりのIライン、ヒップまわりのOラインという、3つのデリケートゾーンのムダ毛のお手入れのことです。
VIOのムダ毛はしっかり脱毛をしていても、その他の部分のムダ毛はあまり気にしない上、ワキ毛は放置という人も少なくないのがアメリカの脱毛事情。フランスでは脱毛するかしないかに個人差があるといった、個人の意思を尊重するお国柄のようです。
しかし、それは日本人と違い色素の薄い白人の人達だからで、毛の色も薄く生えっぱなしでもあまり気にならないのかもしれませんね。日本人は硬くて黒い毛をしているのでどうしても肌の上で目立ってしまう為、やはり脱毛を避ける事は出来ませんね~。
最近海外でブームになっているものをご存じですか?それは「ワキの毛のカラーリング」です。去年あたりから、流行しているとかでレディーガガやマドンナがしたことにより話題になったそうです。気になるワキのムダ毛をあえてファッションとして活かすというのは海外ならではの独特なセンスですよね。日本人が日本でやったらどうなるのだろうか(^^;)
海外と日本で脱毛部位の優先順位が違うとなると、脱毛方法もその国によって違うのではと考えられます。日本では脱毛サロンでの脱毛が主流で痛みも少なく肌も引き締まるので人気の脱毛方法です。しかし、VIO脱毛が重要視されているアメリカやヨーロッパではワックス脱毛が主流のようです。顔には糸ですばやく毛を抜くスレッディングという脱毛方法があり日本ではほとんど見かけませんが欧米ではポピュラーな脱毛方法の一つです。
海外で光脱毛での脱毛法が少ない理由は白人の色素が薄い毛には効果がなく、黒人の濃い色の肌には光脱毛が施術できないからです。施術する度に出力の設定を変えなくてはいけなくなるのであまり普及していないのです。
海外の脱毛事情が日本とは結大変異なっていて驚いてしまいますよね。
ちなみにVIOの脱毛は海外の多くの国で一般的です。デリケートゾーンを清潔に保てる上、パートナーへの気配りと言った面もあるそうです。むしろケアがきちんとされていないとマナーがなっていないと思われてしまうのだとか。日本人女性は、海外の方から日本女性の無処理のデリケートゾーンを見てどん引きしたなどと言われてしまっているようです。
しかし、このままいけば日本でも脱毛技術・脱毛文化も発展してきているので海外からVIOの脱毛がおろそかな残念な日本人女性なんていわれることもなくなるでしょう!脱毛に対する価値観はそれぞれですが、ムダ毛のないツルツルの肌はやはりキレイだなと思いますよね。