生理の時の不快感は、女性にしかわからない悩みです。
精神的にも身体的にも煩わしい1週間とは、約40年付き合わなくてはなりません。
肌が弱い女性が一番悩むのは、ナプキン着用時の蒸れとかぶれだと思います。
しかも市販されているいわゆるケミカルナプキンは、肌にとってよくないと言われる成分が入っていることもあります。
そこで最近やっと多くの人に手にとって貰えるようになったのが布ナプキンです。
ケミカルナプキンのようにスーパーで購入することは出来ませんが、ショッピングモールの肌着売り場や、下着専門店でも取り扱うところが多くなりました。
ただこの布ナプキンは、今までケミカルナプキンを使い捨てしていた人にとっては使ってみようとは思いにくいと思います。
なんと言っても使用したあとの持ち運びや洗濯が、もしかするとケミカルナプキン着用以上のストレスに成りうるからです。
ケミカルナプキンより嵩張る布ナプキンを、夜帰宅するまで鞄に入れておくこと、疲れて帰ってきてすぐに手洗い、 漂白、洗濯とてきぱきこなさなければいけないこと、これを考えるとかぶれて辛いけれど耐えられないことはないと無理してしまうことも仕方ありません。
しかしその壁をぶち壊して、使用していたケミカルナプキン派のほとんどが、布ナプキンにシフトしているようです。
やはり肌への負担が少ないこと、また金銭的にも環境にも優しいという付加価値があるのです。
布ナプキンは自分で作ることもできるので、要らなくなった服やお気に入りの柄の端切れで、自分だけのものを作ることができるのです。
「布ナプキンいいから使ってみたら?」と言葉だけでは、他の人を巻き込むのはなかなか難しいと思いますが、 自分で作った布ナプキンを添えておすすめしてみたら、案外使ってくれるかも知れません。
季節問わず蒸れが気になっていた私も、先述のように有人に誘われて、布ナプキンの世界に行きました。
悩んでいたかれだけてなく、偏頭痛や冷え性まで、少し和らいだような気もします。
毎回憂鬱だった生理も、布ナプキンに変えた2年前から、なんとなく平気に、むしろ楽しい気分になることもしばしばあります。
悩みは放置しないで、解決策が無いか探してみるべきです。
自分で見つけられなければ、有人に聞いてみましょう。このままでもいいかと放置していたら、将来後悔するかもしれません。
少なくとも私は、布ナプキンに変えたことを後悔したことはありません。