子供でも永久脱毛は受けられるの?

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ムダ毛が気になるのは大人だけではありません。
未成年でも、むしろ思春期と呼ばれ、自分の見た目やコンプレックスに一番敏感になる中学生や、高校生ほどムダ毛を気にすることもあります。
特に女の子ともなればなおさらのこと、他人とくらべて自分の体毛が濃いことや、ワキ毛なども気になり始め、「永久脱毛をしたい!」と言うお子さんもいるでしょう。
だがしかし、医療クリニックやエステサロンで子どもが永久脱毛の施術を受けることはできるのでしょうか?

子どもの方が脱毛の効果は出やすい??

まずはエステサロンやクリニックの脱毛マシンは子どもの肌に使用しても大丈夫か?という疑問から。
実は、むしろ子供の方が脱毛しやすいとも言われています。
レーザー脱毛や光脱毛(フラッシュ脱毛)などの永久脱毛は、毛根の黒い部分(メラニン色素)にのみ反応する光をあてることで、毛母細胞を焼き切ってなくしてしまうというもの。
子どもの場合、このメラニン色素が大人に比べるとまだまだ薄いため、弱い出力で照射しても十分効果があるんだそう。
そういう点では、子どもが永久脱毛を受けても問題はなく、最近では小学生や中学生でも親の同意や同伴があれば、永久脱毛を受けられるサロンもあるようです。

永久脱毛後もまた生えてくる可能性が高い

効果が出やすいなら、子どものうちに受けておいた方が良いのではないか?と考える人も多いでしょう。
しかし、一概にそうとは言えません。実際に永久脱毛をしている子どもは少なく「永久脱毛を子どもに受けさせても大丈夫か?」という質問には「大丈夫だけど、おすすめしない」と答えるエステサロンがほとんどと言えるでしょう。
その理由はおもに、“成長の未達”から。小学生や中学生などはまだ成長期のど真んなかで、毛根も成長段階の途中です。
この段階で毛根の毛母細胞をすべて破壊しても、また新たに毛根ができてしまう可能性が多いにあります。当然、新たに生まれた毛根からは毛が生えてきます。せっかく永久脱毛しても、また生えてくるのでは意味がありません。人によって異なりますが、毛根がそろうのは思春期を過ぎた頃(高校3年生頃)がほとんどだそう。
このような理由から、お金と時間をムダにしないためにも、毛根がすべてそろうまで待ってから永久脱毛をしたほうが良い、そうすすめるエステサロンが多いのです。

肌が弱いというリスク、痛みをともなうリスク

子どもに永久脱毛をすすめない理由がもうひとつあります。
それがお肌へのリスク。成長期にある子どもは、ホルモンバランスがまだ整っていないことも多く、そんな時に脱毛をするとレーザーや光で、衝撃や刺激を与えると、皮膚が炎症をおこしたり、ニキビができてしまったりなどのトラブルを起こしてしまうことがあります。これがひどくなると、色素沈下を起こしてしまったりして、肌が黒ずんでしまうこともあります。さらに、乾燥を起こして、パサパサの肌になってしまうこともあります。
脱毛をしてツルツルの綺麗な肌になるつもりが、かえって汚く荒れた肌になってしまっては本末転倒ですよね。
また、痛みに耐えられるかという懸念点もあります。光脱毛(フラッシュ脱毛)などは痛みもだいぶ少ないですが、レーザー脱毛やニードル脱毛ともなると部位によっては痛みも多少強くなります。大人の女性ならば、綺麗になるためなら多少の痛みがつきものというのはわかっていますし、耐えることもできます。しかし、小学生ともなるとなかなかそうもいきません。
子どもの場合は通常、照射の出力も抑え目でやり、痛みもその都度確認はしますが、それでも耐えることができるか?という問題点も少なからずあるようです。


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