毛を抜く自己処理を続けることのリスクって?

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女性なら誰しも気になるムダ毛。中学生、高校生くらいから特に気になりはじめ、カミソリで剃ったり、脱毛ムースで除毛したり、なかには脱毛テープや毛抜きで毛根から抜いたりと、さまざまな方法で自己処理をしている人も多いでしょう。
しかし、若いころは仕方ないにしても、長年これを続けるのは大変危険です。特に「自分で抜く」行為はリスクが大。長年、自分で毛を抜き続けるときれいになるどころか、大変なことになるのです。

肌や毛根を傷つけてしまう

身体に生える毛は、髪の毛もムダ毛もすべて寿命というものがあります。古くなった毛は自然に抜けて、新しい毛が生えてきます。このように毛の生え変わるサイクルを“毛周期”と呼びます。
医療クリニックや脱毛エステサロンではそのサイクルに合わせてレーザーや光を照射し、無理なく脱毛処理をしていきます。
しかし、自宅でピンセットなどを使って脱毛する場合は健康な毛を無理やり引っ張って抜くことになるので、下手すると抜いた後の毛根が開きっぱなしになってしまいます。
そして、雑菌も入りやすくなり、ニキビや吹き出物、毛嚢炎ができる原因にもなってしまいます。毛嚢炎になってしまった場合の治療では肌を切開して、膿みを出さなければいけなくなります。特に入浴中にピンセットで毛を抜くには厳禁。肌を温めると確かに毛穴が開きムダ毛を抜きやすくなりますが、同時に開いた毛穴に雑菌も入りやすくなるのです。夜に脱毛をするときは入浴後、身体を拭いてからゆっくりとやるようにしましょう。

埋毛でブツブツお肌になってしまう

ピンセットや脱毛テープで無理やり毛を抜いた時に置きやすいトラブルでは“埋毛”というのをよく聞きます。
毛を無理やり抜いたり、毛の流れに逆らって無理やり引っ張った時などに皮膚を傷つけ、分泌物や血液などで皮膚をふさいでしまい、毛が外に出られなくなってしまうことを“埋毛”と言います。
皮膚の下に黒い毛が見え、ボツボツと浮き上がった感じで触るとザラザラとした“鳥肌”のようで見た目も良くありません。埋毛した毛が原因で皮膚に炎症をおこして赤く腫れてしまうことも。一度皮膚の下に埋もれてしまった毛は、なかなか出てこず治りません。ちなみに、埋毛”はカミソリやシェーバーで剃った場合にも起こりうるので注意が必要です。

肌が汚くなる

健康な毛を無理やり引っ張って脱毛すると、毛穴が開きっぱなしになると書きましたが、その状態は衛生的に悪いだけでなく、見た目にもあまり良くありません。
なぜなら開いた毛穴には汚れが入りやすく、黒ずみの原因にもつながり、肌がワントーン暗く、くすんで見えてしまいます。
また、時に血が出て、小さなかさぶたのようなものができてしまうこともあります。
それだけでなく、ムダ毛を無理にひっぱったことで、毛穴の皮膚も一緒に引っ張られてボツボツ肌になってしまいます。ムダ毛のない綺麗なツルツル肌を目指していたのに、見た目もイマイチ、触り心地もザラザラ肌になってしまっては元も子もありません。

一度汚くなるとなかなか治らない

自分で抜き続けた結果、できてしまった肌の黒ずみ(色素沈着)は、一度そうなってしまうと、なかなか治りません。
半年から一年はスクラブで洗った後にクリームや美容液を塗ってお手入れしたりと、手間もコストもかかります。
埋毛に関しても同様で、皮膚の下に埋もれてしまった毛を出すには半年以上かかることもあります。
そこまでして抜いても自己処理では数週間~1カ月ほどでまた元通りです。そう考えるとエステサロンで脱毛を受けたほうがよっぽど効率的。
サロンでの永久脱毛ならば、徐々に毛も薄くなりますし、埋毛やくすみが出ることもなく、仕上がりも綺麗です。最近はかなりリーズナブルになってきており、かかる費用もだいぶ少なくなってきています。ワキ毛の処理だけなら数千円~2万円かからないくらいでできるサロンも多くあります。「こんなことなら最初からエステサロンに行けば良かった!」とならないようこの機会に検討してみてはいかがでしょう。


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