ムダ毛が生えてくる理由とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

腕の毛、すね毛、ワキ毛・・・女性にしてみたら「こんな毛いらないのに!!生えてこなければ手間ヒマかけて脱毛する必要もないのに!」と思うことも多々あるでしょう。
そもそもムダ毛ってなんで生えてくるんだろう・・・? “ムダ毛”とそれ以外の毛の違いは?ムダ毛が存在する理由や役割は? 
“ムダ毛”と呼ばれる体毛の定義と意味、生えてくる理由や、その役割などを考察してみましょう。

そもそもムダ毛と、そうでない毛の違いは?

まずは“ムダ毛”の定義を説明しましょう。
一般的にムダ毛とは、“ムダ”という言葉の通り、あまり必要とされない毛のことを指します。人間には全身で約150万本から約200万本の毛が生えていると言われています。その中でも、髪の毛や、まつ毛、まゆ毛などは“ムダ毛”と呼ばれず、脱毛の対象にもなっていません。これは見た目に必要な毛だからです。
一方で見た目・審美的に必要がないとされる、腕や足、ワキ、お腹、背中、デリケートゾーンなどに生えている毛は一般的に“ムダ毛”と呼ばれ、脱毛の対象とされています。このようなことから、“ムダ毛”と呼ばれるか、そうでないかは、極端に言うと見た目的に必要か否かで決まります。なぜなら、髪の毛だろうが、ワキ毛だろうが身体に生えてくる毛にはすべて意味があるからであり、生えてくる理由に差はないからなのです。

ムダ毛が生えてくる理由①身体を守るため

では、身体に毛が生えてくる理由は何なのか?
まず、身体に毛が生えてくる一番大きな理由が、「身体を守るため」です。
たとえば、髪の毛はさまざまな衝撃から頭を守るため、まつ毛やまゆ毛は汗やゴミなどの異物から目を守るため、鼻毛もゴミやホコリなどの侵入を防ぐためなど。通常“ムダ毛”とは呼ばれない毛たちもはっきりとした役割があって生えています。これは“ムダ毛”と呼ばれるような毛も同じ。身体に生える毛はすべて、保温や断熱などの寒さから身を守るための役割、紫外線防止などの皮膚の保護、汗をスムーズに出すための手助けなど、大切な役割を担っています。
このように自然現象から身を守るだけではなく、毛が生えていることで、動くたびに皮膚同士が擦れる“摩擦”などで起きるダメージを減らすこともできます。腕の付け根に生えているワキ毛はこれに当たります。アンダーヘア(陰毛)は生殖器を外的要因から守るという役割があります。妊娠中の女性のお腹の毛が濃くなることもあり、これもお腹の赤ちゃんを守るために生えてきていると言われています。このようにすべてのムダ毛は、身体を守るために生えているのです。

ムダ毛が生えてくる理由②触覚機能

体毛は身体を守るためだけではなく、“感覚を察知する器官”としても機能しています。
物体や空気が身体に触れる前に、体毛が感触をキャッチしてくれています。これが機能していると、目が見えないような暗いところでも物や気配を察知することができます。特に一番敏感とされているのが髪の毛です。髪の毛が女性の性感帯と言われる理由も、この“触覚機能”からと言われています。

ムダ毛が生えてくる理由③ホルモンバランスの乱れ

身体を守るため以外にも、ムダ毛が生えてくる要因があります。それが“ストレス”。
男女問わず、人間はストレスを受けると男性ホルモンの分泌が通常より活発になって体毛が増えてしまうことがあります。
これは身体が受ける危険信号と同じで、「ストレスを感じる=ストレスから身体を守るためにムダ毛が増える」という理論になります。つまり、ムダ毛が急激に増えてきたら身体からのSOSサインが出ているということ。ストレスは概して自分でも気づかないうちにため込んでいることが多くあるので、このような危険信号を感じたら、意識的に身体を休めたり、旅行に出かけて気分転換したりと、リフレッシュするように意識づけるのも良いかもしれません。こうしてムダ毛が生える理由を知ると、適材適所という言葉どおり、まったく不要なものではないことがわかります。


コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。


関連記事


おすすめ脱毛サロンランキング